授業が午前から午後にまたぐ場合、大概の教室はモデルにお昼ご飯を準備してくださる。
レストランや寿司屋、焼肉へ連れていってくれたりする事もあるが、だいたいはお弁当かサンドウィッチなどの軽食を準備してくれる事が多い。
とある8月、杵築の文化教室に呼ばれた。
授業は6時間だったので、お弁当が出たが、これが信じられないくらいまずい。
「よくここまで大味にできるなあ。よくもまあこの味覚でお弁当屋をしているなあ」と素直に感心した。
貧乏性なので、一応完食した。
貧乏性なので、一応完食した。
翌年の8月も、同じ教室に呼ばれた。
さあ、お弁当の時間である。
割り箸の印刷をみると、去年と同じ仕出しである。
「うおおう」とニンマリしてしまう。はっはっは、少しは味が改善しているのだろうか。どうしたらこんなにまずくできるんだと前回感心したエビフライをパクリ…
去年と全く変わらない味である。見事だ。
弁当の内容自体、去年とメニューから味から全く変わっていないのにも驚いた。
杵築文化教室とこの仕出やの関係が気になる。
弁当の内容自体、去年とメニューから味から全く変わっていないのにも驚いた。
杵築文化教室とこの仕出やの関係が気になる。
まあそれはいいとして
モデルとして私は面白いことに気がついた。
大分県はもちろん
宮崎 長崎 熊本 などの数多くの九州中の教室に呼ばれて行ったが、どこも必ずお昼ご飯を出してくださる。
それが不思議なことに
福岡に入った途端モデルにお昼ご飯が出なくなるのだ。
どんなに長時間の授業だろうとそれは変わりなかった。
昼ごはんは、コンビニなどで自分で用意する必要があるのだ。
大都会だからだろうか?
福岡でのお仕事は多かった。
生徒さんも、九州の他の地域の方々と特に変わった部分はなく、普通の方々である。
もちろん「福岡はモデルに昼ご飯を出さない条例」があるわけではない。
文化だけがパッキリと変わるのだ。
面白いことに、福岡のギリギリの県境の中津でお仕事をした時は、生徒の皆さんがお寿司屋さんに連れて行ってくださった。
文化というのは、一体どこで線引きされるのだろうか。
モデルの弁当事情を見る限り、地図に描かれている通りの県境線に沿って、対応が変わるように感じた。
不思議なものである。
✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎
※登場人物は全て実在しますが、プライバシーを考えて仮名にしてあります。
✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎
私の普段のブログはこちら↓遊びに来てね
日々、花咲くパレット
ポチッと押してください↓
にほんブログ村
コメント