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コトブキヤデッサン会にてモデルをしていたときのこと。
この会のメンバーは、ほぼ決まっている。
授業の飛び入り参加はいちおう歓迎していたみたいだったが、ほとんど来なかったのでいつも来るのはほぼ所属状態の古参メンバーだった。
10年近くこの会でモデルとして関わってきたが、授業の途中で初めて飛び入りで誰かがやってきた。
というより、廊下でモジモジと教室に入ろうか入るまいか迷ってる人がいた。
先生が「どうぞ入って自由にクロッキーしてください。誰でも参加できますよ。」と親切な説明をしているのだから、安心して教室に入ってくればいいのに、その人はなぜかおどおどして入ってこようとしない。怖がるような説明でもなんでもないはずだ。
教室は明るく、廊下は暗いので、姿はよく見えなかったが体の大きさ、なんとなく見える顔立ち、雰囲気で、私は「あの中金ではないか?」と思った。
中金という男による恐怖エピソードはこちら
http://sumebamiyako.blog.jp/archives/20336077.html
そして彼は脱兎のごとく去っていった。
みんな「なんだったのかねえ」と言っている。
あからさまに怪しい。多分、中金だろう。
素直に入ってこればいいのに、後ろめたいことがあるから入ってこれないのだ。
後ろめたさで逃げ去っていく心理状態も不気味ではないか。
私は過去の恐怖体験を思い出した。
あれは随分と怪しい行動だった。
どうしよう、外は夜だ。
帰り道、待ち構えていて何かされるんではないか。
モデルとして、一度も取り乱したことがなかったのに、つい「さっきの人、変な人なんです。私は何かされるかもしれない。怖いです」とみなさんに訴えた。こんなことを言うと、皆様が落ち着いてクロッキー出来ないから絶対言うべきではないのはわかっていたが恐怖の方が優っていた。
すると親切な皆様は、ものすごく心配してくださり、なんと帰り道、私の手を握って車まで誘導してくださった。しかも2、3人で。
なんと親切な方たちだろう。
何事もなく無事に帰れたのであった。
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※登場人物は全て実在しますが、プライバシーを考えて仮名にしてあります。
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